Cafe HOUKOKU-DOH

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IVY Note No.79

最近のお気に入りの鞄は、ビジネストートである。毎週おじゃまするクライアント2社は、思いっきりカジュアルなコーデで行くので、GREGORYの復刻版トートを背負っていくが、最近お付き合いがはじまったクライアントさんは、ドレスコードが襟付きシャツなので、ジャケットを羽織ってビジネストートをもっていく。

 

いま使っているビジネストートは、ブルックリンミュージアムのミディアムトートである。革はフレンチカーフのネイビーで、ターコイズという水色のステッチが入ったモノだ。

 

店主は、会社員時代につとめていた会社のコーポレートカラーが、めずらしくブルーだったので、そのころから小物や持ち物は、ブルー系を好んでいる。

 

このトートの出会いは、たまたまブルックリンミュージアムのお店に、名刺入れかなにかの小物を買いに行って、その際にショーケースに飾ってあるトートを見て、ひと目惚れし、その場で衝動買いしてしまったのだ。

 

 

このクラスの価格帯になると、衝動買いでもしない限り、なかなか買う踏ん切りがつかないものである。

 

ブルックリンミュージアムの革製品は、もう20年以上前からお世話になっている。社会人になってから、革の小物を順次アップデートしていくときに、いまさら海外のブランドモノというわけにもいかず、かといって訳の分からないモノを持つ気にはなれず、日本製のホンモノはないか、と探していて見つけたのだ。

 

brooklyn.co.jp

 

持っていてもまず被ることはないし、それら小物を見られても、まずどこのブランドのモノかと言われることはない。1回だけ、会社の先輩でバリバリアイビーの人にだけ、いいあてられるという、そんな玄人ごのみのショップなのである。

 

このトート、A4サイズのPCとノート、システム手帳とガジェットを入れているポーチがちょうどおさまる大きさで、使い勝手がとてもいいサイズである。

 

持ち手もちょうど肩にかけられるジャストな長さで大きすぎず、電車などでの移動でもじゃまにならない。

 

 

裏地はまぶしいくらいの赤で、差し色としての効果が抜群である。片側に小物入れのポケットが3つ、反対側には大物を入れるポケットがひとつ付いており、トートの上部にはファスナーがついていて、内容物が見えたり落ちたりする心配もない。

 

会社員時代はTUMIのブリーフケースにずいぶんとお世話になったが、このトートを手に入れてからは、もうTUMIには戻れない。いい鞄なのだが、まあ持っている人の多いこと。あの被りようはちょっといただけない。

 

スーツにネクタイピシッと決めて、名刺切って商談、って感じの働き方ではないので、ジャケットに合う、つくりのいいビジネストートは、外した感じもちょうどいい塩梅なのだ。

 

このトートは手入れをして一生モノとして使える逸品である。