HR@Biotop
先週の木曜日、神田神保町にある会員制フォークソング居酒屋「ハナリー島」で、弊社クライアント企業の人事担当者の方々を中心とした人事職交流会「HR@Biotop(エイチアール・アット・ビオトープ)」を開催した。
参加者は、クライアント企業の人事担当者以外に、店主が監査役をつとめさせていただいている新卒採用コンサルティング会社「パフ」の顧客企業のやはり人事担当の方々3名、そして店主の20年来の飲み仲間の人事職メンバーなど、総勢16名に参加いただいた。
アルコールと軽食を準備しての人事職交流会なのだが、集まってただカンパイ!では、どうも締まらない。ということで、店主の飲み仲間の出世頭である、大手食品メーカーの取締役に、ゲストスピーカーをお願いして、スタートの30分間で「これまでのキャリアを振り返って」と題して、ご自身のキャリアの紹介をいただいたのだ。
彼は、以前に飲んだときにこのイベント企画を説明し、かるく30分くらい話をしてくれるか?とお願いすると、あっさり快諾してくれた。しかし前日に送られてきたPPT資料は8ページにもおよび、当日にはびっしりと文字が並んだ原稿まで準備してきてくれた。
店主はあわてて、今日参加するクライアント企業は、すべて創業以来のお付き合いの会社さんなので、かるいいつものノリで大丈夫と伝えると、やっとホッとしたようで、本番ではアドリブもまじえて、真面目ながらもとても興味深い話をしてくれた。
イベントの名称である「HR@Biotop」とは、もともとギリシャ語に由来するBio(生き物)+Top(場所)を意味するドイツ語で“生き物のすみか”と訳され、有機的に結びついた動植物群の生息空間、あるいは重要な一時生息空間と言う意味で用いられている。
近年は自然破壊への反省から、環境共生を目指し都市化や産業活動によって生物がすみにくくなった場所において、周辺地域から区画して動植物の生息環境を人為的に再構成した環境としても用いられるようになったものである。
そのような場所にかけて、会社から区画された時空間で、ざっくばらんにビジネスへの想いを語り合える場を目指したいという意味で名付けた。
ゲストスピーカーの講演の後、16名というこじんまりとしたイベントだったので、1人ずつ1分間自己紹介をして、歓談スタート。アルコールが入ったおかげもあり、2時間の歓談時間は大盛り上がりであっという間に過ぎた。
この人事サロン的なイベント。想いを同じくする熱い人事屋さんの集う場所を提供するという意味で、今後も年に3~4回のペースで定期的に開催していきたいと思う。
店主自身もそのようにして仲間と出会え、20年もの付き合いができるようになった。せめてもの恩返しをしていきたいと思う。