【企業】社内外副業制度を導入
三菱電機は12月16日、本業以外の職場および社外での経験・学びを新たな価値創出に活かすことを目的とした社内外副業制度「EGG(Expand your work for Growth & to Gain fulfillment)」を導入すると公表した。社内副業は昨年10 月からトライアル導入を開始し本年年9 月末までに正式導入予定。社外副業は12月から運用を開始している。新たな業務経験やスキル、知識の獲得による成長と、自律的なキャリアデザインによる心理的充足感やウェルビーイングの向上を通じて、個々人の成長とやりがいにつなげるとともに、本業における新たな価値創出に活かしていくとしている。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2024/pdf/1216-c.pdf
【厚労省】70歳までの雇用確保実施済みの企業は3割
厚生労働省は12月20日、令和6年「高年齢者雇用状況等報告」(6月1日現在)の集計結果を取りまとめ公表した。概要は以下のとおり。
- 65歳までの高年齢者雇用確保措置を実施済みの企業は99.9%[変動なし]
- 70歳までの高年齢者就業確保措置を実施済みの企業は31.9%[2.2ポイント増加]
- 65歳以上定年企業(定年制の廃止企業を含む)は32.6%[1.8ポイント増加]
【調査】日本の労働生産性 OECD加盟38カ国中29位
日本生産性本部は12月16日、労働生産性の国際比較2024を公表した。わが国の時間当たり労働生産性は、56.8ドル。OECD加盟38カ国中29位。順位は2018年(21位)から2022 年(31位)にかけて急激に落ち込んだが、2023年に2ランク上昇しており、順位低下に歯止めがかかった。実質ベースの労働生産性上昇率をみると、日本(+1.2%)はOECD 加盟38カ国中9位、主要先進7カ国でみると米国(+3.1%)に次ぐ上昇率になっている。