【企業】新しい育児・看護特別有給休暇制度を開始
グラクソ・スミスクラインは6月15日、新しい育児・看護特別有給休暇制度を開始したと公表した。「育児特別有給休暇」と「看護特別有給休暇」は、社員がさらに安心して育児・看護に専念できるようサポートするもの。両制度は勤続年数に関係なく入社直後でも取得が可能。両制度は本年4月に導入され、5月末時点で既に育児特別有給休暇取得者:5人(男性3人、女性2人)、看護特別有給休暇取得者:3人(男性2人、女性1人)となっているとしている。
【企業】「レインボー休暇制度推進支援金」を支給
『焼肉きんぐ』『丸源ラーメン』『お好み焼本舗』『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』などを展開する物語コーポレーションは6月19日、「レインボー休暇制度推進支援金」を支給すると公表した。同社は2015年1月より、3日の指定休日と4日の公休を合わせて7日間の連続休暇を取得できる「レインボー休暇」を導入。今回物価上昇下においても充実した休暇を取得してほしいとの想いから、支援金支給を決定。支給額は役職によって異なり、総額は約1億2千万円。
【Biz】大手企業のリアル面接を音声で聞けるサービスを開始
Edu Studioは6月29日、大学生が就職活動で必ず行う面接対策を支援する「Voice Career(ボイスキャリア)」試作品を2023年6月30日より試作品をリリースし、無料での提供を開始すると公表した。大手企業に行きたい就活生向けの「面接の赤本」として、先輩が振り返り用として録音した本選考やインターンの面接が投稿されている。模擬面接ではなくすべて「本物」の面接。大手企業を中心に100社以上の面接音声が収録されており、就活生がより本質的なキャリア選択、面接対策が可能になるとしている。
【調査】中小企業の賃上げ7,864円、2.94%アップ
経団連は6月23日、「2023年春季労使交渉・中小企業業種別回答状況」(第1回集計)
を公表した。全体では7,864円、2.94%アップ、製造業のみでは8,349円、3.10%アップとなった。従業員数500人未満の17業種754社を対象に実施。回答・妥結額は、定期昇給(賃金体系維持分)等を含んでいる。
https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/045.pdf
【調査】企業のDXへの取り組みに関する動向調査
帝国データバンクは6月21日、「企業のDXへの取り組みに関する動向調査」の結果を公表した。概要は以下のとおり。
- DXへの取り組み、売り上げが大きくなるほど進むが、「100億円以上」でも半数
- 従業員数「1001人以上」では3分の2がすでに対応も、「20人以下」は1割に届かず
- 「銀行」は8割以上で対応済、商社や通信、情報サービス関連業種も上位に
- 人手不足の企業でDX対応進む
- 小規模企業は“成長性”、中小企業は“生産性”が高いほどDXへの対応進む