4-4.途中経過を報告する
期限を確認しておくのとセットでやっておくべきことが、指示された仕事の途中経過を定期的に報告しておく、ということです。簡単な内容であれば、そもそも報告するような途中経過はありませんが、ふつうに取り組んでも2、3日はかかるような内容であったり、その職場にあたらしく配属され、お互いよく勝手がわからない状況なのであれば、1日に1回は報告しておくことをおススメします。
多くの上司は、忙しそうに仕事をしているので、日中に声をかけるタイミングを見つけるのはむずかしいと思います。それでもよく観察していると仕事と仕事のすき間時間のようなタイミングがあるので、それらも使ってタイミングよく声をかけたいものです。
一般的によく使われるパターンとしては、昼食後の休憩時間や(自分の)退社時のあいさつのついで、会議が終わってからの移動の最中など、ちょっと手が空いて、次の予定まで特段やることがないようなすき間時間に声をかけます。
このようなタイミングであれば、上司の方もみなさんのことを理解したいと考えていて、話がしたいと考えていますので、快く話を聴いてくれるでしょう。
難易度はかなりあがりますが、一緒に昼食をとるような場合には、その時間を活用しない手はないでしょう。忙しい上司の方は、昼食中や昼休みなども部下からの仕事の話を嫌がる人は少数派です。もし上司がどちらのパターンかわからないようであれば、先輩にあらかじめ確認しておくのも手です。
タイミングよく、かつさりげなく経過報告ができるようになれば、一人前間近です。