【企業】選択的週休3日制度を導入
機械工具卸売商社のトラスコ中山は12月9日、「選択的週休3日制度」を導入すると公表した。1日あたりの勤務時間を 7.5 時間から9時間にすることで週に3日の休日を取得する。希望者は会社の承認を得て開始。1日増えた休日によって仕事とプライベートのバランスが取りやすくなることに加えて、業務量の繁閑に応じた労働時間を確保することで生産性向上や業務負担の最適化を目指すとしている。
https://www.trusco.co.jp/press/files/cb01434add58df4bd9309aee919b6053da397eb4.pdf
【企業】アルムナイ採用を本格開始
マツダは12月6日、退職者を再雇用するアルムナイ採用を本格的に開始するとともに、退職者とのつながりづくりを目的とした専用サイト「カムバック採用サイト」を開設したと公表した。同サイトでは、年齢や退職後経過年数、退職前所属部門の制限無く、希望する退職者であれば誰でも登録が可能。会社情報や求人情報に加え、アルムナイ採用経験者のインタビュー記事や採用イベント開催情報などの掲載を予定、最新情報にアクセスしすることで継続的なつながりを実現するとしている。
【企業】67歳選択定年制度を導入
大和ハウス工は12月13日、社員自らが65歳または67歳の定年年齢を選択できる人事制度「67歳選択定年制度」を来年4月より導入すると公表した。給与、賞与、昇格・降格などは、現行制度と同様とする。導入により、意欲あるシニア人財がよりシームレスな処遇体系の中で活躍できる環境をつくるとしている。
【厚労省】2026年度卒 採用活動日程を公開
厚労省は12月5日開催の関係省庁連絡会議において、2026年度卒業者の採用活動日程を取りまとめ公表した。
- 広報活動開始:卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
- 採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降
- 正式な内定日 :卒業・修了年度の10月1日以降
<とりまとめポイント>
https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/001348777.pdf
【調査】週3日以上出社の割合は約7割
野村総合研究所は12月4日、都内の大企業に勤務する20代~60代の男女合計3,091人を対象に、働き方と郊外・地方移住に関するインターネットアンケート調査を実施し結果を公表した。概要は以下のとおり。
- 週3日以上出社の割合は73.8%。毎日出社の割合は減少
- 直近5年以内の郊外・地方への転居意向は昨年度から減少
- 調査対象者の約半数が特定の地域に対する「愛着」を持っている
- 地域に愛着を持った「きっかけ」によって、訪問率や訪問継続率に差がある
- 地域活性化に向けては、愛着をきっかけとした訪問や継続的な関係構築を促す施策が重要