春コーデ
今週東京で桜が開花した。観測史上最早だそうである。いまから咲きはじめると、さすがに入学式まではもたない。これも温暖化の影響だろうか。
コーデの要諦として、季節の先取りがある。ちょうどよい気温より早めに次のシーズンのアイテムを取り入れるのである。
春コーデというのであれば、まずは厚めのアウターはもう脱ぎ捨てたい。しかし、まだまだ朝晩の気温は一桁台まで冷え込む。
こんな春先に重宝するのがウールのカーディガンである。保温性に優れるウールによって、アウターのかわりをしてもらうのだ。
さらに首元なども空いていると寒さを感じる場合には、カーディガン+マフラーというコーデがいい。朝晩には、この上にグラウンドコート(いわゆるウインドブレーカー)やマウンテンパーカーなどの薄手で風を通しにくい素材の上着を羽織れば完璧である。
これら薄手の上着は、日中気温が上がった際には、脱いでカバンに入れておくのにもかさばらず、便利である。
このように気温が若干低めな時期に、あえてアウターをまとわず、ジャケットやカーディガンをマフラーなどのアイテムを使って上手に暖かく着ると、上級者の仲間入りである。
もうそろそろクリーニングに出そうとしていたマフラー、もう少し、手元に置いておいて、コーデに取り入れてみてはどうだろうか。