データサイズを適切に保つ
AIの便利さに気づき、手元のExcelデータをAIに読み込ませて分析や処理をさせようとする読者も多いのではないだろうか。しかし、いざファイルをアップロードすると、処理に異常な時間がかかったり、途中でエラーになって失敗したりした経験はないだろうか。
その原因の多くは、データサイズが巨大すぎることにある。優秀なAIであっても、一度に処理できる情報量には限界がある。何万行にも及ぶ大量のデータが詰め込まれた重いExcelファイルをそのまま読み込ませると、AIが情報を消化しきれずにパンクしてしまうのだ。
この問題を回避するための解決策は実にシンプルである。それは、必要に応じてデータを分割することだ。例えば、複数年分のデータであれば1年ごとにファイルを分けたり、分析に不要な列をあらかじめ削除して必要な情報だけを抽出したりといった工夫が有効である。
AIに気持ちよく働いてもらうためには、人間側がAIの扱いやすいボリュームにデータを整えて渡してあげる配慮が必要不可欠だ。データサイズを適切に保つというちょっとしたお作法を習慣にするだけで、エラーや手戻りの時間が減り、AIとの共同作業は劇的に快適になるのである。