Cafe HOUKOKU-DOH

~ホッとひと息的な読み物でブレイクするサイト~

仕事のすすめ方 No.4

1-3.仕事の段階

仕事の種類に似たものとして「仕事の段階」というものがあります。段階があがると同じ領域の仕事でも難易度があがり、その仕事をこなすうえで必要な知識や能力などの要求される水準があがっていきます。

 

仕事の段階は、大きく4段階に分けることができます。難易度の低い方から、①オペレーション、②運用・管理、③企画、④戦略の順番です。一つひとつの段階をみていくことにしましょう。

 

①オペレーション

いわゆる実務と呼ばれるものです。データのインプットや集計、資料の作成ならびに社内外に対する手続きなど、ほとんどが定常業務の領域です。したがってマニュアルがあれば、誰でも担当することができます。

 

オペレーションは業務自体は必要なのですが、それ単体で付加価値を生むことはありませんので、基本的に合理化を目指して、機械に置き換えたり、もしくは社外に出していくことを検討していきます。一方で仕事の基本なので、あえて社外に出さず、人材育成のために社内に残すという戦略をとっている会社も存在します。

 

②運用・管理

後述する戦略や企画といった上位方針に基づいて、実際に施策を運用し、進捗を管理していきます。ここのレベルの良否が企画に魂が入るかどうかを左右する重要な段階です。

 

 

③企画

戦略に基づいて、それを具現化するために施策を企画して、計画を立てます。

 

④戦略

経営理念や事業計画に基づいて、それを達成するための道筋を検討して、決定します。すべての業務は戦略の達成のために存在します。