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Office基礎173【Excel】計算式がいつもと違う形式で表示されている

表計算ソフトとして、仕事には欠かせない存在のExcel。仕事で身近な結果数値などを入力し、計算式を入力して分析している読者も多いと思う。

 

社内外のメンバーから渡されたシートを開いたとき、見たこともないような計算式になっていた経験をしたことはないだろうか。

 

 

その計算式が、"R"と"C"、"[ ]"に入った数字で構成されていたら、それは計算式の表示方法設定がいつもと違っている。

 

そんなときはあわてずに、次の方法で表示方法をいつもの形式に変更しよう。

 

「ファイル」-「その他」-「オプション」で「Excelのオプション」ダイアログボックスを表示させる。

 

「数式」-「数式の処理」で「R1C1 参照形式を使用する」のチェックボックスを外すだけ。これでいつもの見慣れた計算式が表示される。

 

 

ちなみにこの R1C1 参照形式になっている場合、シートの1行目の上のセルの列名をあらわすアルファベットが数字になっているはずだ。

 

いつもわたしたちが使いなれているセル地番の表示形式は A1形式という。その名のとおり列をアルファベット、行を数値で表す方法だ。

 

それに対し R1C1形式とは、Row(行)、Column(カラム:列)を意味し、行列とも数値で表すもの。マクロなどでプログラム言語からExcelをあつかう場合に、移動量などを書き込んだり、読み解いたりする場合に、数値の方が圧倒的に便利なため、この表示形式が選択できるようになっているのだ。

 

これで見慣れない計算式が出てきてもあわてずに済むだろう。