シンポジウム
今週19日に店主がこの秋から取締役をつとめさせていただいている、採用コンサル会社主催のシンポジウムにホスト側メンバーとして参加した。
シンポジウムでは、基調講演に元Jリーグチェアマンで現在は日本バドミントン協会
の会長をつとめられている村井満さんをお招きし、お話しいただいた。
もともとリクルート社の人事部長をご担当されていた方だけあり、店主から見ると、人事職の大先輩である。ホストの立場で参加はしたものの、講演内容はとても有益なもので、そして面白く、多くの気付きをいただいた。
参加者の職種柄、人事、そのなかでも特に人材の採用の要諦について、元チェアマンならではの、日本代表チームや選手を例に挙げられポイントを絞ってわかりやすく説明してくださった。
45分の講演はあっという間に終わり、その後講演内容を踏まえたワークショップを行い、最後に質疑応答の時間。さらに終了後の名刺交換&交流会にも参加いただき、参加者のみなさんと直接交流してくださったのだ。
お話しの内容とともに気付きをいただいたのは、そのポイントをわかりやすく伝えるための「ネーミング」であった。
「天日干し」や「なりわい文化」など、伝えたい内容をひとことで言いあらわし、その単語を使いながら説明するのである。
ちなみに、これらの内容に興味のある方は、著書も出されているので、ぜひ手に取っていただきたい。
シンポジウム終了後は場所を移し、経営メンバーとの懇親会にお招きした。
店主は、参加メンバーの中では唯一、宴席にご一緒するのははじめてであった。そうすると村井さんの方からいろいろと話しかけていただき、とても和やかな雰囲気のなかでお話をうかがうことができた。
なぜ村井さんのような方が、採用コンサル会社のシンポジウムで講演してくださったのか?実は会長と村井さんは以前から師弟関係であり、会社設立の仕掛け人として深く関わった方なのだ。
会長以外の社長など経営メンバーも、新卒で入社以来、さまざまな場面で村井さんから直接薫陶を受け育てられてきたこともあり、とても親しくさせていただいている。
関係性が近すぎることもあり、シンポジウムの参加者が、村井さんの生の講演を聴けたと感動しているのを目の当たりにして、その大物感に逆にビックリさせられていたくらいであった。
懇親会は仕事論半分、昔話半分のとても楽しい時間を過ごさせていただいた。取締役として関わったことで、とても貴重な経験ができ、そしてご縁に恵まれることができた。
これからもこのご縁を大切にしていきたい。