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IVYおじさんの創業日誌

インプットとアウトプット

今回のゴールデンウイークは、課題図書を2冊ほど読んだ。雇用ジャーナリストの海老原さんの著書「人事の成り立ち」とその著書に出ていて、海老原さんがご自身の人事に対する考え方の礎とまでいわれている「心理学的経営」だ。

 

 

会社を立ち上げて1年が経ったが、この1年ほど読書から遠ざかっていたのは、ここ20年くらいで一番かもしれない。本来であれば稼働率30%の状態なので、時間はいくらでもあり、読書にもっとも向いていた期間だったのだが、本業以外のさまざまなことに時間をとられてしまっていたのだ。

 

このところ専門書を手に取るようになったのは、1年経ってようやく落ち着いてきて、気持ちに余裕が出てきたのかもしれない。やはりどこかであたらしい知識をインプットしたいという気持ちが出てきたのだと思う。

 

仕事で

ただしインプットの手段は読書だけではない。いちばんはやはり仕事を通じての気づきや、はじめての問題や課題に出くわしたときに必要に迫られて、いろいろと調べたり、考えたり、試行錯誤をしたりということによるものが大きい。

 

また、仕事においては、日常生活では出会えない人々に出会うことになる。このようなあたらしい人々にお目にかかって、コミュニケーションを取ることで得られる情報や気づきという、自らの行動パターンでは得られないカテゴリーのリソースに触れることができるのだ。

 

いつものメンバーとのコミュニケーションは楽しいものであるが、どうしても自分にフィットした耳障りのいい情報にかたよってしまう可能性は否定できない。仕事で出会う人々はその面でのメリットが大きい。

 

仲間と

とはいえ、気の合う仲間とのコミュニケーションは楽しいものである。店主もいくつかのカテゴリーの友人や仲間と定期的に会うようにしている。みんな違った環境で日々生活しているので、たまに会うとみんなの話しを聴かせてもらうだけで、自分だけでは到底経験できないことや、あたらしい気付きをもらえるのだ。

 

 

このコミュニケーションは、楽しくてストレス解消にもなるし、それでいてさまざまな情報交換もでき、意識せずにインプットされているので、こんなにいい方法をしない手はないのである。

 

あたらしい付加価値創造のために

仕事とは「顧客の課題解決のお手伝いをして、喜んでいただくこと」と店主は考えている。世の中の変化が大きく、またスピードも速いこの時代、課題解決するためには、いままでの経験だけでは追いついていけないことも多い。

 

やはりいままでの経験にあたらしい知識など、なにかをかけ算することで、あたらしい付加価値を創り出すことができるのだと思う。アウトプットを出すためには、その何倍ものインプットをすることが必要である。

 

このいまの時期をインプットのときと考えて加速させていきたい。