Wordは文書作成に便利なエディターだ。しかし機能満載な分、おせっかいな機能がデフォルトで設定されていて、こちらの意図に反する動きをすることも少なくない。
箇条書きにしようと、先頭に行頭文字や番号を入力して改行するとWordが箇条書きと判断し、行頭文字と文章の間にインテント(字下げ)を自動で設定し、次の行以降も同じ書式が設定される。
先頭が番号の場合には番号が順番に振られる。箇条書きの項目を挿入、削除すると番号が自動的に降りなおされるという便利な機能である。
しかし、この機能がおせっかいと感じてしまう場合も多い。そんな場合には以下の手順で機能をOFFにしておこう。
「ファイル」タブ-「その他」-「オプション」を選択して「Wordのオプション」ダイアログボックス」を表示させる。「文章校正」-「オートコレクトのオプション」-「入力オートフォーマット」タブから以下の項目のチェックボックスを外す。
- 箇条書き(行頭文字)
- 箇条書き(段落番号)
これで、意図しない箇条書きのフォーマットから解放される。