創業4周年
3月3日はひな祭りだが、当社にとっては創立記念日である。4年前の令和3年3月3日に会社をスタートさせた。
この1年は創業4期目であった。創立記念日にあたりこの1年を振り返ってみたい。
コラム執筆
昨年の5月から海外における健康医療サポート事業を運営する会社の顧客向けコラムを担当させていただいた。文章を書いてお金をちょうだいするのは、生まれてはじめての経験であった。
コラムは月イチで1年間12回連載の契約。先月最後の原稿を納品して1年間のミッションを無事終了することができた。
内容は海外駐在員をマネジメントする人事担当者向けの情報提供をメインとするお役立ちコラム。店主は会社員時代、1990年代はじめから2010年代前半という、まさに日本の自動車業界のグローバル展開の波に乗って、会社の海外展開を人事担当としてかかわってきた。
その経験を振り返りながら、海外人事の本質的な部分をお伝えできれば、という想いで文章にまとめさせていただいた。
セミナー登壇
6月には産業保健人材の紹介や派遣を営む会社で、これも窓口となる人事担当者向けのセミナーにゲストスピーカーとして登壇させていただいた。
こちらも人前でお話をしてお金をちょうだいするという、生まれてはじめての経験であった。
テーマはずばり「人事屋さんの仕事論」!たいそうなタイトルだが、これからの人事部門や担当者に必要と考えられる視点や方向性について、店主自身の経験をもとにお話しさせていただいた。
アンケートの集計結果を拝見させていただいたが、「三現主義に共感し、自分の考えは
間違っていないと安心しました」、「他社の人事の方のお話を聞く機会がなかったので、今回参加して今まで何となく感じていたことを言語化してもらえたように思います」などのコメントをいただいた。
パーソナルコーチ
昨年に引き続き、大企業の人事担当者のパーソナルコーチをあたらしい方からお願いされお引き受けした。
人事など本社部門要員を現業部門から選抜して異動させる企業は多い。プロフィットセンターである現場の実態を把握、理解している人材が、本社業務を担うことで現場の実態に即した仕事ができる、という考え方である。
一方で現場の優秀者を選抜するので、専門性は異動してから勉強して身に着けることになる。人事の専門性は幅が広いので、単に参考書を勉強して身につけるのは時間がかかりすぎてしまう。
また、知識を実務に使えるようにするには、OJTでトレーニングしていく必要もある。また、人事の専門性のひとつには「事務スキル」もあり、これは参考書すらなく、20代のころに実務を通じてトレーニングすることがいちばん有効だ。
そんな方々に対するパーソナルコーチを担当させていただいた。いま仕事で向き合っている案件をテーマにディスカッションをして考えを深め、気づきを得ていくのは効果的な手法のようだ。
事業成長
今期は事業成長の観点でいうと、前述の新規2案件+リピートが数件といった感じであり、それほどあらたな取引はなかった。一方で既存の取引先との仕事は、おかげさまでずっと続けさせていただいている。
今月からスタートした5期目は、既存のクライアントさんからいくつか引き合いをいただいている状態である。リピート案件をいただくというのはありがたいことである。
今期も既存のクライアントさんとの仕事を大切にしていきたい。