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Office基礎139【Outlook】予定表をデフォルトで表示するショートカットを作成する

先日のBlogでは、Outlookの受信トレイフォルダとは別に予定表フォルダは別ウインドウで表示することで、アプリ選択のショートカットを利用して受信トレイと予定表を行き来することができると書いた。

 

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その際、予定表フォルダを別ウインドウで表示するためには、「アプリ左下のアイコンをクリックを右クリックして表示されたメニューから「新しいウインドウで開く」を選択する」と解説した。

 

しかし毎日その操作をするのも完全なルーティン作業になるので、本日はショートカットでOutlookの予定表フォルダをデフォルトで開く方法をお伝えしたい。

 

Outlookはデフォルトの設定でアプリを立ち上げると受信トレイフォルダが表示されるようになっている。なので、通常のOutlook立上げとは別に、これから紹介するショートカットからOutlookを立ち上げることで、受信トレイと予定表を別ウインドウで表示することができるのだ。

 

まずOutlookアプリのファイルを探す。場所は通常以下のフォルダにある。

 

C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16

 

このフォルダに置いてある OUTLOOK.EXE を右クリックし、「ショートカットの作成」を選択。すると「ここにショートカットを作成することはできません。デスクトップ上に作成しますか」と聞いてくるので、「はい」を選択。

 

 

作成したショートカットアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択。プロパティのダイアログボックスが表示される。「ショートカット」タブの「リンク先」は以下のように表示されているはずだ。

 

"C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE"

 

あとはこのアドレスの EXE" の後ろに予定表フォルダを表示させる以下の文字列を追加するだけである。

 

/select outlook:calendar

 

 

入力したら「OK」をクリックし、ショートカットのアイコンをタスクバーなどみなさんの使いやすい場所にセットすれば完了である。

 

このちょっとしたカスタマイズで毎日受信トレイの立ち上げに追加して予定表を別ウインドウで立ち上げるアクションを減らすことができる。チリも積もれば、である。